音楽教室の未来は?(その622)

**『 横綱相撲で勝負する 』**

 

みな様こんにちは。

 

『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。

 

  

本日は14日付 朝日新聞朝刊から『あの人とこんな話』です。

今日は(株)アイビーレコード代表取締役・酒井 善貴さんです。

 

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CDが売れないと言われて久しい中、過去のヒット曲を集めたコンピレーションアルバムを数々製作し、530万枚と言う驚異的なセールスを記録。

 

さらに、TSUTAYA 限定で買える999円のアーティストベスト盤CD企画を仕掛けてミリオンヒットさせるなど、常に音楽市場に新風を送り続けている。

 

 

<中略>

 

やがて、もともと好きだった音楽の仕事に関わりたくて27歳でレコード会社へ転職。

この会社でコンピを次々とヒットさせていく。

 

 

「会社の都合に惑わされず、とにかくお客さんを喜ばせる者を作ることに徹しました。それと僕は常識や定説をまず疑う。例えば邦楽のコンピも絶対ヒットしないと言われていた。でも、それに縛られずに商品コンセピトを練り上げ、ターゲットを明確にした販売戦略なら絶対に売れると信じて取り組みました」

 

 

結果、ミリオンセラーに。

邦楽コンピがヒットした前例がないならやらないではなく、それならその前例を作ってやろう。そんな風に物事を逆さから捉え、考え抜くと成功につながると思うと語る。

 

 

そしてまた、違和感があると絶対にダメだとも語る。

各人がないまま勝負しようとしても前に進まないし、上手くいかないからだという。

 

「横綱相撲っていうのがありますが、あれば圧倒的な強さを見せつけて勝つというより、自分の得意技を武器にして勝つことだと思う。上手投が得意なら、どうすればその技の姿勢に持ち込めるかを考えるわけです。僕も同じ。得意技で勝負するから負けない」

 

 

現在は自ら立ち上げたレコード会社でCD付きマガジンを企画、販売に力を注ぐ。

 

「ベテランアーティストと、究極ともいえるベストあるばむを製作し、書店でのCD販売に挑みます。間違いなくお客さんに喜んでもらえるはずです」

 

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酒井さんの名前を知らなくてもヒットCD「R35」と聞けば私と同世代の方々なら「あぁ、あれか!」と思い出すはず。そう、あのCDを製作したのがこの酒井さんなんですね。

 

もちろん、本来のターゲットはまさに「35歳前後」だったはずだったのが、若年層にしてみれば「斬新」だったこともあって当初の想像をはるかに超える売り上げとなったと言われています。

 

 

この「戦略型」と呼ばれる販売方法を実践するにはそれなりの「勇気」も必要です。どうしても「じゃあ、他のターゲットは無視するのか…」ということに違和感を持つ人も少なくありませんからね。

 

でも、私もよく記しますが、ビジネス(マーケット)は恋愛と非常に似ているところがあって、誰からも好かれるなど不可能だし、誰でも好きになれるなんて有り得ませんよね。

 

 

そしてそれが「横綱相撲」なのであればどんどん攻めるべきです。

勝負するのは自分の得意技。技のデパートと呼ばれたかつての舞の海関でさえも「得意技」があり、その姿勢に持って行くがために相手の懐に入る。そのためには、猫騙しだってやる。

 

だから得意技(分野)はどんどん磨きをかけるべきで、弱点の補強などしている暇があるなら得意技にかける時間を増やすべきです。

 

もちろん、まだ未知の可能性を無限大に秘めている子供にこれを言うのは少々問題かもしれませんが、それでも得意技(分野)を早く見つける事で自信を付けさせることの近道となります。

 

たった1つのことでも他人に負けない得意技があれば自信になるし、自信がつけば弱点を克服する活力(工夫)も生まれる。

 

そのきっかけは何でもいい。

そしてそれが将来の職業につながるものであれば良いかもしれない。

 

 

私もカメラマンをしていますが、「ブツ撮り」「風景」「マクロ」「スポーツ」は絶対にやらない。

自分で技術とセンスがないと確信している。

もちろん、たまには撮る。でもため息と苦笑いしかない(笑)

 

 

そもそも出来上がりのイメージが湧かない。

でも女性のイメージPhoto ならいくらでもイメージが湧く。

旅行に出かけても、レストランやカフェで食事をしていても、そんなことしか考えていない。

 

だから私はそこで勝負している。

 

横綱相撲が取れるような仕事ができれば肩書きはいらない。

 

それどころか、自分の名前そのものが「肩書き」になる。