音楽教室の未来は?(その620)

**『 仕事がつまらない。それは「次へ進め」のサイン 』**

 

みな様こんにちは。

 

『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。

 

  

本日は22日付 朝日新聞朝刊から『あの人とこんな話』です。

今日は東映(株)執行役員の鈴木 英夫さんです。

 

 

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特に映画青年だったわけではなく、新卒でたまたまのように入ったのが用が配給会社だった。

 

しかし、経験を重ねていくうちに、映画を宣伝するという仕事が自分の天職だったんだと思うようになったと語る。

 

「作品の評価はお客様が個々のうちで行うものなので、いかに面白さを伝えられるかという戦略の面では大胆で自由な発想でやれました。興行成績は毎回シビアに受け止めていましたが、アイデアを色々と発揮できるのが楽しくて、この仕事、僕に合っていると感じましたね。」

 

転機が訪れたのは32歳の時。

担当した映画は次々とヒットを飛ばしていたが、何かつまらなさを感じ始めていた。

 

「10年が経ち、ここでやるべきことは達成してしまった様な気がしてしまったのですね。でもつまらないという感情は、機が熟して次へ進めというサインだと考え、誘いを受けていた外資系映画会社へ転職することにしました」

 

 

<中略>

 

 

2010年には日本の映画会社へ転職。

気づけば映画人生30年と成る。

 

「長くこの仕事に携わってこられたのは、今のようにネットに頼らず、実際に外に出て人に会い、見て聞いて感じて考えてきたからだと思います。

 

悩んだり、失敗したりといったリアルな体験に勝る教材はない。経験で人は強くなる。そして仕事もさらに楽しくなるんです」

 

 

 

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以前にもこの手の話をしました。

私自身、経験があったからです。

 

上司に怒られ続けて数年。だんだんと上司のお小言が少なくなり、作業について相談されるようになった時に初めて一人の技術者として認められたと嬉しくなりました。

 

しかし、いつの頃からか自分の仕事がつまらなくなったのです。

嫌いになったのではなく、ツマラナクなった。

上司に怒られている頃はできるようになった嬉しさや緊張感があったのでしょうね。

 

周りの人からは自分の仕事ぶりを評価され始め、同僚からも「ここまでやる人はいないよ」と言われるようになった。

 

でもつまらなかった。

 

自分の中では、自分の仕事が「当たり前」になったからです。

つまり、自分の中でのボーダーラインが上がってしまったのですね。

でも当時の自分はそれに気づかずにモヤモヤとしていました。

 

ある日、親しくしていた年上の方にその話をすると

 

「それは、とまるさんが大きく成長した証拠だよ。数年前なら今の仕事が一つの目標で憧れだったはずだね」

 

そう言われて初めて振り返ることができました。

3年前の自分なら、今の自分を尊敬の眼差しで見ていたと思いました。

当時なら難しいと思っていた作業を今は当たり前にやっている。

 

 

それからは考え方が変わり、また1からのスタートの気持ちでした。

色々な人に話を聞いて回り、刺激を受けて「自分もそうなりたい!」と思うきっかけができたのです。

 

それで、また未知の世界へ足を踏み入れることができ、ドキドキする時間が得られたのです。

 

それが自信につながり、不安がなくなったのです。

 

この鈴木さんはアメリカに渡り、言葉の壁や文化の違いで持っていた自信を失ったと記してもいます。でも日本への配給の際に日本人向けの宣伝コピーをしたら大ヒット!

 

結果として会社の方針に背いたとして上司にはこっぴどく怒られはしたけれど、その手法が認められたというエピソードも記しています。

 

そうした経験がまた「つまらない」をなくしていくのですね。

 

皆さんは、今の仕事が「ツマラナイ」ですか?