じゃあ、リサイタルの写真は?

実際にリサイタル当日の写真撮影はかなり限られた時間です。

 

基本的には本番は撮影できません。

ホールに託児室などがあればそこから撮影をすることはあります。

またはホールによっては照明を管理する部屋が客席後ろにあるのですが、そこから撮影することもあります。

 

何れにしても間近で撮影することは不可能です。

 

だからゲネプロかリハーサル時に思い切り撮影する!

 

もちろん、ピアニストご本人やスタッフの方の承諾を得てからのことになりますが、私はステージ上で接近戦を好みますのでどんどん撮影します。とはいえ、やはり気は遣いますよ。

初めての方はビックリされる方もいますからね。

 

でも迫力ある写真を撮るにはこれしかありません。

 

事前の打ち合わせと、その場の雰囲気で『お任せ』。

 

調律が終わり、まずはテストも兼ねてピアノに触れてみる。

それから調律師と色々と話をしながら微調整をすることになります。

ピアノの位置、ライティング、音の響きなどホールの隅々までスタッフが動き回りチェックします。

 

 

着替えを済ませてからリハーサルの開始。

この時が私のスイッチが入る瞬間!

 

 

プログラム後半のドレスに着替えて、再スタート。

静かな曲が続くので撮影のタイミングに神経を遣いました。。。

 

開場10分前まで続く。

そして最後に「来年用」の写真撮影をしてリハーサルが終了。

私も急いで機材を片付けます。。。

 

集中して本番に臨む。だからカメラマン選びは大切。

 

本番当日なのに余計な心配はしたくないもの。

自分のことに集中したいのならばカメラマンに限らず、すべてのスタッフ選びは大切。

現場を任せることができる人達でチームを作り、それぞれの持ち場で任務を全うする。

 

そうすることでピアニストは自分自身に最大限の神経を集中できる。

そして本番を迎えることになります。。。

 

いかがでしたでしょう?

これがピアニストにとっての最終形かもしれません。

トラブルなく本番を迎え、喝采を浴びて幕を閉じる。

 

大切な日の記録はしっかりと残しておきたいですね。。。

 

全てのアーティストを撮ります。

 

 

プロフィールフォト・フライヤー用フォト。そしてステージに立つアーティストの姿。

私は『その瞬間』を大切にしています。