音楽教室の未来は?(その617)

**『 なるほど 』**

 

みな様こんにちは。

 

『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。

 

 

 本日は2月4日付 朝日新聞朝刊から『折々のことば』からです。

 

****************************************************************

 

君はすぐ「なるほど」っていうね。

 

                        大瀧詠一

 

 

知り合いの記者がこの音楽家を取材中、よく理解できないことが色々あって、

発言が途絶えないよう、つい相槌を打っていたらこう言われたという。

 

何度も同じ質問を受けるプロは、ふつう宣伝もあって期待されている通りに答えはするが、

他方で、知らない自分に気づかせてくれるような反応を密かに求めている。

 

通じていないということが時にプロを奮い立たせる。

 

 

****************************************************************

 

実は私も結構「なるほど」と言ってしまうことがあります。

 

ただ、それは「相槌」ではなく、本当の意味で「あぁ、なるほどぉ〜」という感じです(笑)

 

人と話をしていて、特に自分の知らない世界で活躍されている方との話は本当に興味深く、面白いものです。知らないことを色々な角度から聞いていると本当に「なるほど!」と思ってしまうのですね。

 

 

よくある「聞き役に徹して〜」なるような本がありますが、その中にも「なるほど」は禁句扱いですね。おそらく、この「なるほど」はスルーされている一つの証明かもしれません。

 

でもこの大瀧詠一さんのツッコミはある意味で鋭く、またご本人も面白がってのことだったのかもしれません。

 

「なるほど、君の意見はわかる。でも・・・」

 

こんな感じで、おそらくは人が話している途中から自分の意見を頭の中でまとめ始め、相手の話を上の空で聞いている様子が想像できます。

 

または、この記事のように本当に相手の話がよく理解できずに、それでも聞き返すのは失礼になるかもしれないという、ある意味の「気遣い」から「なるほど」と連発してしまうのかもしれません。

 

 

何れにしても言われた方はどういう気持ちになるものでしょうね。

 

もし私が言われたら「何が『なるほど』なのかな?」と聞き返してしまうかもしれません(笑)

 

あるいは「なるほど」と言ったからには話を理解してくれたものと判断して、さらに突っ込んだ話を始めてしまうかもしれません。

 

この「なるほど」という言葉には気をつけなければなりませんね。

特に初対面の人や、目上の人との会話の中では。

 

 

本当の意味で「なるほど〜」になれば、その会話は面白い会話であることになりますね。そうした機会が多くなれば面白い時間を共有することができるでしょう。

 

私も少し意識してこの「なるほど」と言ってみたいです。。。