音楽教室の未来は?(その590)

**『 合理的じゃないから人間らしい  』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。



 本日は11月1日付 朝日新聞朝刊から『仕事力』からです。

今月は脳科学者の中野 信子さんです。


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<前部省略>


脳の研究者になり知ったことがあります。

脳というのは、人間の体の中ではちょっと異質な器官なんです。

他の身体の機能のように自律的に動くだけでなく、意思決定を行うことができる、つまり自分で選び取る機能を秘めているということなんですね。


<中略>


脳は「これはやってはいけない」とか、「人倫にもとる」とか言って、合理的に行動することを抑制してきたりする。


例えば「ここは、自分が全部の分け前をもらって仕事仲間を排除したほうが得である」と言う状況でも、合理的なやり方をためらったり、選ばなかったりする。


経済合理性とは別の倫理観、人としての美しさを尊ぶ思い、仲間への愛情などを重要視して長い年月を生き抜いてきたのが、脳の記憶している人間の本質です。



私は効率化本意の働き方は人間にとって果たして幸福な生き方なのだろうか、という疑問を持つ一人です。

効率化や合理化は、人を使う側の論理。


ふと生じる違和感には、何故こんなに嫌な気分になるのか、自分に対して耳を傾けることが、とても大切になるんです。



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脳という器官は未だ謎の多い部分で、なかなか実験ができないこともありますが解明されないことが多くあると言われていますね。


例えば「夢」という現象についてはこの21世紀でも明確な解明はできていません。これだけの文明と科学を育んできた人間の脳が、その自らの脳を解析できないのですから面白い話です。


でも、もしかしたらそれは脳が拒否しているのかもしれません。

もし、脳そのものを全て解明することができてしまったら、マインドコントロールどころか、もっと恐ろしいことが可能になってしまうかもしれません。


記事にもありますが、合理的じゃないから人間らしいと言えるのはこの辺りの理由からでもあるのではないでしょうか?


現代はスーパーコンピューターでビックデータを活用すればほとんどのことが解明できるし、計算もできる。

でもやはり天気予報だけは完璧にはできない。だから最後は人間が判断する。


それは他の伝統工芸などでも同じことが言えて、最後は非合理的な部分が重要になるものですね。でも、その非合理的部分というのは最終的には一番合理的なのかもしれません。


こうした疑問を持つ中野さんはやはり脳科学者なのだなと思います。今月の中野さんのお話はちょっと面白そうですね。