音楽教室の未来は?(その586)

**『 頼まれた役割を受けてみる  』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。



 本日は10月18日付 朝日新聞朝刊から『仕事力』からです。

今月は元警察庁長官の國松孝次さんの3回目です。


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警察庁長官時代の1995年に私は自宅前で不覚の銃撃を受け瀕死の重傷を負いました。

その時、奇跡的な手術で命を救ってくれたのが日本医科大学附属病院の救急医療に当たる2名の医師とスタッフです。


両医師が折々に話してくれたのは「東京で撃たれたから助かった。地方だったら難しかったかもしれません」ということ。


そして先進諸国では普及している救急医療用ヘリコプターの仕組みを日本にも普及させる必要があるということでした。


しかし、その課題が自分の身に降り掛かってくるとは思いもしませんでした。


それから2年後、両医師がNPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」を立ち上げたいので、私に理事長をと依頼に見てた。

驚きはしましたが命の恩人の要請です。


そして、銃撃という事件に遭ったからこそ「救急医療」の大切さは身にしみています。お受けするのが天命だと思いました。


ただ、その時はスイス大使赴任直前で、帰国する3年後ならと保留させて頂いた。


何が起こるか予測できない人生ですが、わあ氏は命の危機を経験し、幸運にも復帰が叶った人言として、やるべき仕事を与えてもらったと思っています。


自分が好きなことをするという選択肢もありますが、人から頼まれたことを天命と受け止めて力を尽くすのもまた、意味があるのではないでしょうか。



<以下省略>



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自分が今までやってきた仕事とは全くべつの業界で新たに仕事をするとなったら大変ですよね。

それはキャリアがあればあるほど大変になります。


なので、いきなりそうした所から「仕事をしてほしい」と頼まれても返事に困りますよ。

でも國松さんの場合は自らが体験したことを活かせる場として、その依頼を『天命』と受け取り、承諾する。

それもまた素晴らしいことだと思いますし、なかなか出来ることでもないかなとも思います。


この記事ではその後、法律制定までに話が及び、最終的には法律が成立し今では救急ヘリも各地で活躍しています。

そのきっかけがこの話だったのです。


自分の身の回りでは、そこまでの話は無いにしろ、例え簡単なお手伝い程度であったとしても「自分を必要としてくれる」と捉えて頼まれた役割を受けてみるのも良い経験となるのではないでしょうか。

私もそうした経験が何度かあります。


でも初めは返って足手まといになっていた気もします(笑)

もちろん、依頼者側も初めから100%を期待していたとは思えませんし、そうなることは想定の範囲内でしょう。


ただ、何度か経験を重ねていけば要領をつかみ、仕事が早くなる。

そうなれば相手も助かるはずです。

依頼者は「彼なら仕事の吞み込みが早いはず。だから時間と手間がかからない」と私を買ってくれたのかもしれません。


その期待に応えることができて今となっては嬉しく思います。

私も未知の世界を経験できたし、向こうも仕事がはかどって助かる。一挙両得となりますよね。


もちろん、むやみやたらに仕事を引き受けるのも問題です。

いくら恩や義理があるからと言って無理は禁物。

そうしたことを考慮しての「頼まれた役割」ならばどんどん引き受けてみる価値はあるかと思いますよ。