音楽教室の未来は?(その576)

**『 挑戦に限界なんか決めない 』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。


  

本日は9月21日付 朝日新聞朝刊から『あの人とこんな話』です。

今日は歌手の渡辺真知子さんです。


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<前部省略>


21歳の時に自作のデビュー曲が大ヒット。その後も多くのヒットを送り出し時代の人になるが、やがてバンドブームの到来などから勢いは一気に失速。


「急に世の中が自分から遠ざかっていくような孤独感がありました。それまで押し寄せていた波の大きさ、そして引いていく恐ろしさ。20代でそれを知ったことは、ある意味、とても残酷でした」



外に出ると自分の顔をみんなが知っている。

でも、以前とは反応が違う。


「いっそ私のことなんて忘れてくれたら、もう一度頑張れるのに…。そう願うも実際は何をすれば良いのかもわかりませんでした」


時に歌えなくなるほど自信を失い、30代になって環境を変えるためアリゾナへ語学留学も兼ねた充電の旅に出る。その際、学校のパーティで自分のオリジナルソングを求められ、歌ってみると大喝采を浴びた。


「嬉しかったですね。そしてこの時、自分の中から生まれてくるもの、感じるものを大切にしていこうと再確認しました。そのためには、アウトプットばかりで空になっていた自分の中身を満たし、自らを深く掘り下げようと思い定めたのです」


<中略>



「道に迷ったこともあったけど、その時々で出来ることに挑戦し、好きな歌を続けてきました。だから今はこれまでにない充実感があります。これからは、広げた自分を絞り込み、本当に自分が目指したいところに行ってみたい。まだまだ進化できるはず。限界を決めるのはいつだって自分です」



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私が小学校3年生の頃だったと思います。「迷い道」や「かもめが翔んだ日」は今でも歌えますからね(笑)

でもそのくらいテレビやラジオで聞かない日はなかったということです。


芸能人は特にこうした状況に追い込まれるでしょうね。

アーティストはもちろん、お笑い芸人などはその最たるものでしょう。

でも反対に山下達郎さん、サザンオールスターズなど、デビュー以来何十年とその地位を転げ落ちること無く、年代を問わず愛され続けるアーティストもいます。


何が違うのでしょう?


でも私が思うに、この双方で共通することは自分を表現するにあたり、かなりな葛藤があるのではないか?ということです。

自分のためなのか、お客様のためなのか?

究極の選択といっても過言ではないかもしれません。


誰でもそんな世界を夢見ていた頃は純真無垢な思いで自分と向き合っていたはず。

しかし世間が自分を持ち上げることの快感が、自分を見失ってしまう原因となったのでしょう。


渡辺さんは帰国後にラテンやジャズなど様々なジャンルの音楽に挑戦し、表現方法を身体で学んだということです。それに開眼した瞬間に世界が変わったとも記されています。


「初心忘るべからず」とはよく言いますが、確かに大切なことです。

でも、いつまでも「初心」ではいられないことも事実です。

「初心」を忘れずに「次なる舞台への想い」も温めながら挑戦し続ける。

そして自分の「限界」のラインをどんどん上に上げていく。


まるで走高跳びや棒高跳びのバーの高さを上げるがごとくに。

記録上、優勝が決まってしまっても、さらに上を目指す「挑戦」する資格があります。私はこの競技の、この跳躍が大好きです。


私も今年はかなり自分なりの「限界」を引き上げました。

その結果が出るのは間もなくです…