音楽教室の未来は?(その575)

**『 本場で輝く捕球の裏方職人 』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。


今日は9月24日付の朝日新聞朝刊のスポーツ面から「スポーツヒューマン」です。

MLB・サンフランシスコ・ジャイアンツでブルペン捕手をしている植松泰良さんです。



*********************************************************************


日本の高校野球で公式戦出場は一度もない。ましてやプロ野球の経験もない。

それでも、今、大リーグの第一線の現場にいる。

肩書きは、ブルペン捕手。

昨年、ワールドシリーズ優勝の名門ジャイアンツの投手陣を支える。


<中略>



高校三年間で、公式戦出場はゼロ。プロ選手の夢は当然あきらめた。


「いつか周りを見返したい、という気持ちがありました。負けたまま終わりたくなかった」

トレーナーを目指して米国に留学中、実習の一環として大学の野球部に同行した。人手が足りないため、打撃投手やブルペン捕手を買って出た。

その献身的な働きぶりが大学の野球部監督の目に止まり、ジャイアンツ傘下3Aフレズノのブルペン捕手を紹介された。


2006年からの2シーズンはマイナーリーグ。

08年4月4日、捕球技術などが認められて大リーグに「昇格」した。試合前の打撃練習で球拾いをするために外野の芝生に立った感動は、忘れないという。


少年時代に描いた夢とは違うが、辿り着いた大リーグ。当時24歳。


「僕じゃなくてもできる仕事かもしれません。でも、好きなものがあり、努力を続けていけば何かを成し遂げられる。それがわかったのが自分の中で一番大きかった」


<中略>


今期でジャイアンツ8年目。

今では、ブルペンに座ると本拠のファンから「ライラー!」と名前を呼ばれることもある。

「まさか僕が、と驚きます。チームの一員として、存在を認めてくれた地元の方からの評価と思い、うれしくなる。これからもプロとして、裏方に徹してチームに貢献するつもりです」


決して目立たない。それでも、自分の仕事をきちんとこなしていれば、誰かが見てくれる。

そう思いながら、今年も、グラウンドの片隅でボールを受け続ける。



*********************************************************************


一応、野球ファンとしてはブルペン捕手や打撃投手という「職業」は知っています。

しかし、メジャーに日本人のプルペン捕手がいたとは知りませんでした。

全球団を通じても唯一の存在だそうです。



つい先日もここでローソン社長の言葉を紹介しましたが、植松さんも全く同じことを感じています。


自分の仕事を全うする。誰かが見てくれる。


決して他力本願ではありません。目の前の自分の仕事に全力を注ぎ、いい結果を生む。

その取り組み方や姿勢を誰かが見ていて、「こいつなら出来るかも…」と新たな世界への扉が開かれるのですね。



『試合前の打撃練習で球拾いをするために外野の芝生に立った感動は、忘れない…』


この気持ち、わかりますよね。それぞれに、こうした「記念日」があってその感動は一生忘れることができません。何か辛いことがあっても、この日の感動を忘れずにいれば、きっとまたそこへ向かうことができます。



色々な「重荷」を背負っている人も多くいるはずです。

でも、いつか自分を素直な気持ちで見つめ直すことができるようになったら、少しずつでもその「重荷」を下ろしていく時です。そしてまた、元にいた場所へ戻ればいいのです。


日本で全く日の目を見なかった植松さんは決して諦めることなく次なる世界への挑戦を続けた。それが素晴らしい。

記事には今年のオールスター戦のホームラン競争で捕手を勤め上げた自信に満ち溢れた植松さんの写真がありました。実に良い写真でした。


この記事を読んで朝から胸が熱くなりました…