音楽教室の未来は?(その569)

**『 現場のオヤジさんは先生だ!  』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。



 本日は9月6日付 朝日新聞朝刊から『仕事力』からです。

今月は(株)ローソン代表取締役社長の玉塚 元一さんです。


****************************************************************


海外で活躍するビジネスマンになりたい。

その思いが強く、海外に拠点が多いガラス製品メーカーに就職。

どこに配属されるんだろうかと期待に胸を膨らませていたら、首都圏郊外の国内工場勤務となりました。

少しは海外勤務を期待したいたのですが、グローバル展開とは懸け離れた状況でした。


仕事での最初の挫折は会議です。新入社員の同期は優秀な人間ばかりで、会議の最初から最後まで、僕には上司や彼らが何を言っているのか全く理解できませんでした。


学生時代はラグビーばかりやっていたので勉強不足だったという自覚もあり、その日からスイッチが入ったんですね。心に決めたのは「分からないことをそのまま明日に延ばさない」ということ。分からなかったら先送りにするなと自分に言い聞かせました。



ところが、化学品の工場ですから、車や冷蔵庫を作る工場のように部品などが見える訳ではありません。幾つものタンクやパイプがあり、このタンクの液体とこっちのタンクのを混ぜると何ができてくるのか、なぜこういう品質管理をするのか、今まで縁のなかった科学には手も足も出ない。明日に延ばさないどころではなく、すぐに聞いて歩くしかありません。



「お前、こんなことも知らねぇのか?」

と言いながら、現場のオヤジさんや若い先輩たちは僕の絶え間ない質問に根気よく親切に答え続けてくれました。



そんな毎日を休みなく2年間過ごし、どうにか全体を理解できるようになったのです。


「お前の吸収力とバイタリティーには負けた」


その言葉が本当に嬉しかったですね。

どんなビジネスも現場がなければ始まらないのだと肝に銘じました。



<以後省略>




****************************************************************


これ、誰でも経験があるかと思います。

特に若い新入社員は変なプライドもありますからね。

私も失敗をすると上司から「何故、私に聞かなかった!」と怒られました。


それから少しずではありますが、素直になって(笑)疑問点や不明なことは上司や先輩に質問することにしました。


そうすると楽なんですよね。当たり前ですが。

おそらく聞かれる方も悪い気はしないのですよ。初めのうちは。


でも、幼い子が母親に何でも「何で?」と聞くのと同じことで、それを続けていると「お前は自分で考えることを知らないのか?」と叱られました。それ以後はよほどのことでない限りは教えてくれませんでした。



もともと「自分で考える」ことを大切にしていた上司でした。

上司も経験のないことなどに関しては私にも意見を求めてきましたからね。

でも私は上司は当然、答えを知っているものと思っていたから試されているのかと思っていました。


『君ならどうする?』

『まずは自分で考えてみろ。確信が持てなくてもやってみる価値があればやってみろ』



道具の形から、作業の順序などに至るまで疑問点は尽きません。それでも上司はいつものように『君は何故だと思う?』だけ。

でもそんな対応も1年続けばそれが当然となります。いつしか自然と自分で考えるようになり上司への質問も変わりました。


『これって◯◯じゃないですか?』

『僕はこうやってみるつもりですが、部長ならどうします?』


当然、上司の対応も変わります。明らかに間違っている方向に向かっていると思えば自身の考えを述べるし、私の考え方が面白そうだと思えば「それでその後はどうするの?」「なるほど…やってみれば?」と答えてくれます。



そんな教育を受けた私が数年後に部下ができた時も同様に対応していました(笑)


どんな小さいことでも、基本的なことでも知らなければ調べるなり、聞くなりする。そうした素直な姿勢が後々、大きな差を生みます。


そんな経験から私はどんなことにも疑問を持てばできるだけその場で調べることにしています。今ならスマホですぐにネット検索できますからね。


『目の前の壁に、逃げずに向き合え!』


これはこの記事のタイトルです。玉塚社長の基本理念ですね。

初心と思える理念ですが、これは一生大切にしたい姿勢です。