音楽教室の未来は?(その564)

**『 運も苦しさも取り込んで  』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。



 本日は8月16日付 朝日新聞朝刊から『仕事力』からです。

今月はCMプランナーの岡 康道 さんです。


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<前部略>


それでも、頭数ぞろえでプレゼンに駆り出されるうちに、広告主から「いつもボツになるけど面白いCMを作る変なやつ」と覚えられたらしい(笑)


無難で正しい広告じゃなく、目立って話題になるキャンペーン広告を試してみたいと、僕を名指ししてくれる奇特なクライアントが現れたのです。


ほとんどの企業側の宣伝責任者は、その身の周囲からのプレッシャーが強くのしかかり、失敗でもしたら「大金をつぎ込んで、何してるんだ!」と責められる立場。

だから、慎重に無難な案を選ぶことが当たり前です。マイナーなプランナーに頼むなんてバクチに近い。


でも、その広告主の勇気を背中に、優れた新人演出家と組んで、このキャンペーンは成功することができました。ひねくれ者の仕事が、ほんの少し表現の扉をこじ開けたのかもしれません。



誰にでも、自分なりの仕事ができた、と喜べる貴重な体験があるかと思います。行くべき道がわかったと言うような。


僕もこの経験で、広告表現の王道のど真ん中ではなく、自分の鼻を利かせてそこを深堀し、研げばいいと腹に落ちました。


スター軍団を目指すのも働き方の一つだけれど、自分らしい仕事を迷いなくなって「打率2割」でもいいじゃないか。


どこでも歓迎され、みんなが両手を上げてるようなオールマイティな商品やサービスはない。


でも、どんな人に届けたいか、細やかな想像を自分らしく巡らせることはできるんです。



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企業・メーカーの広告宣伝は『社運』をかけた一大プロジェクト。

責任者は本当に胃の痛くなる思いでしょう。

最近のテレビCMにしても、商品そのものの宣伝というよりは内容を重視したものが多いようですね。


しかし、その好感度や面白さが売り上げに直接影響するのですから返って大変なことかもしれません。


確かに無難にこなせる仕事が一番重宝されると思います。

私がよく表現するのに「カローラ」を使います(笑)


最近でこそトヨタカローラは高級車志向にはなりましたが、それでもやはり大衆車としての位置付けであり「壊れない」「故障しない」「これを選べば間違いない」というイメージは健在でしょう。


しかし、「それ以上」でも「それ以下」でもなくまさに「無難」な選択肢でもあります。もちろん実際は違うと思いますよ。最近のカローラはなかなかです♪



どんな業界の、どんなツールでも「フラッグシップ」と呼ばれる最高級品はそのメーカーの個性の塊です。「うちにしか出来ないモノ」として技術の粋を集めて作られた、まさに「集大成」と言えます。


だからそれらを比較して自分の表現に適合するような「相棒」を探すのがプロなのです。


カメラで言えば「Nikon」「Canon」が2大メーカーであり、世界のスポーツイベントでもほとんどのプレスがこのどちらかを使用しています。

そしてそれぞれのメーカーは「うちの方が多かった!」と自負するのですが…


まぁ、どちらが多いかは別としても使用しているカメラマンは自分の手足となる商売道具として、どのカメラが一番自分に合っているか?を吟味した上での選択なのだと思います。


時に、マニアックなメーカーを使用している人もいますし、彼らに言わせれば「何でこのメーカーを選択しないのか疑問だ」とすら(笑)



私の撮影するステージ写真もおそらく賛否両論であると思います。

私のやり方が「ダメだ!」という人も多いでしょうけれど、「いいねぇ」と言ってくれる方も多くいます。


それは自分の仕事に対する「哲学」「信念」であり誰も否定することはできないと思います。いつかそれに「限界」を感じた時に「やはりダメだったのか…」と反省し、また次を模索するでしょう。



記事の中の「打率2割」では少々頼りないと思いますが、「打率3割」で一流とされる野球を例えにするのも個人的には懐疑的です。


私は全てにおいて「EVEN」であれば良いと思っています。

もちろん自分の仕事内容については、せめて8割です!

私の仕事に対する評価、私自身に対する評価はイーブンで良いのです。

欲を言えば「否定派」が多い方が嬉しく思います(笑)



私が中学高校の頃に一大ブームになった「ねるとん紅鯨団」。

あの中で一番良いのは、見事に異性を射止める人。

次に良いのは、バカやって思い切り振られる男。司会者にもイジられっぱなし(笑)

一番みじめなのは、それなりの容姿なのに誰も告白してくれなかった女性。

テレビにも映りません。


そう、このタイプの女性が「無難」なんですよね。

一番印象に残らないタイプ。人間を否定された感覚になるかもしれません。

でもテレビなどは残酷なものですよね。



良きにしろ悪きにしろ、印象に残る仕事ができる。

それが理想的だと私は思っています。