音楽教室の未来は?(その523)

**『 失敗をふやしたい(後編)  』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 

代表の都丸です。



 

 本日は3月1日付 朝日新聞朝刊から『仕事力』からです。

今月は(株)コルク代表取締役社長の佐渡島 傭平さんの後半です。

講談社に入社。モーニング編集部で「バカボンド」「ドラゴン桜」などを担当。



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どこの会社に属していても同じだと思いますが、振り返ると僕も、会社には損をさせてはいけない、と考えて仕事をしていました。


会社から「損はするな」という明確な命令がある訳ではないけれど、何となくみんなそういう気持ちで仕事をしてしまい、自分で自分に箍(タガ)をはめてしまう。


ヒット作を出して、社内ではやりたい企画を自由にやらせてもらえる状況でした。だから大胆な企画を思い付いてもいいはずなのに、小さくまとまり始めていました。

僕は自分に掛けてしまっているタガをどうすれば外せるのかわからず、もがいていたのです。



組織の一員としては、スタンドプレーではなく、周囲の了解を得ながら企画を進めてきた人間です。でも了解を取るのに時間が掛かり過ぎると感じた頃から、組織の仕組みが時代に合わないのではないかと気付き始めました。


今になって更にわかるのですが、失敗の数というか、挑戦の数をもっと増やしていかないと何か正解なのかわからない。やってみて違ったということを多く繰り返せば正解に近づける時に、頭を集めてじっくりと検討していては間に合わないというスピードの時代なのです。


組織の中にいると、失敗の数が少ない方が評価が上がり易い。その価値観から抜け出したかった。


それで、行き先も全く分からない状態だったのですが、組織の支えがなくてもできるはずだと自分を鼓舞し、信じ、独立することにしました。


組織の外に出て、自分が理想とするスピード感でやってみるか、と起業を決めたのは入社しいて10年目。仲間3人でのスタートでした。




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やはり佐渡島さんが起業するきっかけは「疑問」でした。

私もサラリーマンを経験していますのでどうしても「組織」に埋もれてしまいました。言いたいけれど言えない状況があったり、部下には「失敗を恐れずにやれ!」と言っておきながら自分には「責任」があると勝手に思い込んでいたのです。


確かに上に立つものには「責任」がつきまとうのですが、かと言って佐渡島さんがいうように小さくまとまっては何もできません。

失敗すればそれは成功への糧です。成功に一歩近づくのです。



たまたま私には理解のある上司がいたことで、かつてない大きな企画を打ち立てて挑戦させて頂ける機会を得ました。結果としては「微妙」なところでしたが失敗とも言えず、「成功」でもありませんでした。


ただ、それが初めてのことでしたから今思えば当然のことです。

それが数年後には大きな意味を持つようになったのは私が会社を退社してから気づくことになりました。


初めての時は人集めに併走していたのに、数年後にはセミナー会場が満席になる状態になっていたのには私自身が一番驚きました。


『自分で自分に箍(タガ)をはめてしまう』


その言葉がとても身にしみて思い出されました。。。

今の社会がまさにそれで、「自分は関わりたくない」という思想でしょうか。


「無理しなくても、今がよければイイじゃん。。。」


そんな風潮を否定はしませんが、面白くないでしょう。


仕事を面白いものにしたいのならば、毎日の生活を面白いものにしたいのならば

積極的に挑戦する数を増やすべきです。


そしてその中から「正解」を導く道標を探す…


佐渡島さんはそれを教えてくれているのではないかな。


「無謀」と「挑戦」は違うと思います。

いくら「失敗を恐れずに」とはいっても根拠がなければダメです。

多角的に検証して「イケル!」と思ったら『GO!』です!