音楽教室の未来は?(その508)

**『 「他力」を頼って生きよう 』**

 

みな様こんにちは。


『発表会写真撮影・ステージ写真撮影』のピアノアーテック312 代表の都丸です。

 

 

本日は2月1日付 朝日新聞朝刊 から『くらしの目』です。

今回はコラムニストの 湯川 カナ さんです。


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あえて自分の弱さをさらし、周りから助けられる人になる。

神戸市などで、親と子が遊び学べる場を主宰する湯川さんは、昨年末に出版した著書『他力資本主義宣言』でそんな生き方を勧めます。


・他力資本主義とは?


自分一人では出来ないことがあるし、生きていくだけでも大変です。他人の力を資本にして互に弱さを認め、補いながら生きていこうよという提案です。


他力資本主義は、言い換えれば脱・自己責任。もともと私は自己責任で塗り固められた人間でした。頑張れば報われると信じ、勉強でも仕事でも進んで競争の中に身を置いてきました。人に助けを求めるなんて有り得ない、と。


でも、激務を続けていた24歳の時に体調を崩し、朝、シャワーを浴びると吐き気を催すように。心身ともに限界だと思い、仕事を辞め恋人とスペインに渡ったのです。


・なぜ、スペインに?


何か生き方を変えたいと思って、言葉が通じる英語圏以外のところを探しました。最初は買い物すらできませんでした。

その後、大きな出来事もありました。出産と育児です。

子供といられる幸せと共に、丁寧に食事を作っても子供が食べないというような、頑張ってもどうにもならないことがたくさんありました。


頼る親や友人、親戚もいないから、できない自分を通り掛かりの人にも知らせて、助けてもらわなければ何もできない。考え方が180度変わりました。


・著書では自己肯定感の大切さにも触れていますが…


自己肯定感には2種類あります。

第三者の評価による肯定感と、自分の物差しで良しと認める肯定感。


以前は自分の弱さを認められず、周囲の評価を下げまいとしていた。

でも、弱い自分を認めていれば、周囲の評価が変わっても落ち着いていられる。弱い部分を人に補ってもらうこともできる。



<中略>



頼り頼られる関係を築くには、自分も誰かに何かを提供した方がいい。私は人に何も教えられませんが、人と人をつなぐ場の旗振り役はできる。


資金繰りに行き詰まった時も、いろんな人が助けてくれて持ち直し、今も多くの人に支えられています。


それは他力資本主義そのものです。助け合いの中でやりたいことをできている今は、楽しくて仕方がない。



<以後省略>





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これも、ある意味で「捨てる」シリーズ。

湯川さんの場合は「自己責任」を捨てた。

それは別の言い方をすれば「プライドを捨てた」ともなるかも。


でもこのシリーズではよく出てきましたが、恥もプライドも捨ててしまって素の自分をさらけ出した方が周りの見方も変わることが多く記されています。



これは例えが場違いになるかもしれませんが、恋愛に似ていると思います。


好きな人がいる。

でも相手は到底、自分とは釣り合うとは思えない。

でも、想いは募るばかり…

ダメ元で告白してみる!


そう、もともとダメで当然なんだから、やってみなきゃ!

もしかしたら周りの男達も同じことを考えているかもしれない。

以外と彼女は言い寄られていないのではないか?



…なんて感じです(笑)


もう少し考え方を現実的にしてみると「宝くじは買わないと当たらない」という感覚かもしれません。



まぁ、いずれにしても持っていても役に立たないプライドは捨てた方が賢明ということですよね。


そうすることで自分が助けられることはもちろん、他人をいたわる気持ちが芽生えてくるのでしょう。


互助の精神かもしれません。ギブアンドテイクかもしれませんが、これに「義理」があっては余り意味がありません。お互いが勝利できる「Win・Win」の形が一番の理想です。



「他力資本主義」


初めて聞くキーワードでしたが、今の私にはなんだか当てはまりそうな言葉です♪